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2022年6月

写真が上手な人

写真 職業 講座 教室 カメラ 技術 光の三原色 色の三原色 表現 センス

学生時代の頃は写真がうまくなるには カメラ技術が第一だな

しかし プロとしてやっていくには違うなと

 

クラブが写真部だったとか 機材知識が豊富だとか 趣味が写真だったとか

これらすべてはあまり重要な要素ではないと思う

 

過去に専門学校から呼ばれて 撮影の授業をやってくれないかと頼まれ

シロウトに撮影知識を 楽しく教えることになった

まだ社会に出てない人がほとんどだから 

私の失敗談をサンプルにして 絶対に生徒を眠らせないことを第一に 面白く飽きない工夫をした

 

それ以後 カメラを手にして作品作りをやらせると興味ある結果に

だいたい 機材ひかれるマニアタイプと 既成の写真の模倣タイプと アート思考のタイプの三つに分かれた

 

写真 カメラ 技術 センス 表現 知情意 真善美 講座 熊木富男

この三つのタイプは

    ⇩

① 機材を愛する人

➁ 既成写真を模倣タイプ

③ アート思考のある人

 

カメラを初めて触った人は ①と➁のタイプが多い

カメラフォルムの美しさや メカニックに惚れる

そして 記念写真や風景や旅のスナップ写真を撮り続ける

ほとんどの人がこの路線で 写真を楽しむ

 

ところが作品を見ていると これはという写真に出会う

はじめてカメラを使う 初心者なのに

うまいとは言えないが この人はセンスあるなと

 

磨けば光るのに 自分自身はその個性に気がついていない

たぶん生まれ持っている 天性なのだろう

 

意識 潜在意識 センス アート カメラ 芸術 

生徒は初めての撮影なのに その作品に 天才格の原石を発見することが

まず 被写体の選び方が独特というか 新鮮というか

本人に聞いてみると 無意識にただ楽しいと思って シャッターを切っている

感性が高いのだ 生まれつきのセンスなんだろう

 

しかし本人はそのことに気づいていない

「とてもいい」とほめてあげても たまたまだと思っている

欲がないのだ 

しかし 社会に出て写真にかかわる分野に 進んでいったら

どこかで自覚して向上心に火が付く 必ず・・・

 

自分の才能に気付くのは 仕事をしながら途中で「アレッ!」と思う

毎日のように ニュース写真や 説明写真を 撮り続けて日常で

これは自分が撮りたい被写体ではないとか

仕事の枠の中で 自分なりの企画を立てて成功する人

 

ほとんどの人は カメラ談議で終わってしまう 

「感性」や「センス」で 本気で社会に挑戦する人になってほしいと思う 

きっと楽しいよ!