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2016年9月

No5 ちょっとした コツ  -日常の風景ー

totora ととら 黄色い猫 癒し 写真教室 チョットした コツ 母親 たばこ屋 熊木富男

写真の被写体は たくさんあります

人物 風景 植物 動物 スポーツ 料理 イベント・・・

間口は広い あれもこれもというと分散する 

珍しいからと 何時間もかけて 撮りに行くというのも チョット・・・

ここで 提案です

自分の身近な日常を撮りませんか? いつも見ている日々 「そんなのつまらない」と 思うでしょうが

撮り続けていると ふだん見過ごしてきたことに 「あれっ」と思う発見がある

他人にとっては それがより新鮮に見える作品に

写真の獲物も 幸せも 日々の足もとにあり 

是非 日常を撮り続けてみよう

(写真は タバコ屋をしている 私の母親87歳です)

 

 

 

No4 ちょっとした コツ  ー構図の話ー

totora ととら 黄色い猫 癒し 写真教室 チョットした コツ 菜の花 親子 熊木富男

どうなんでしょう?(三角構図 日の丸構図 三分割構図 トンネル構図・・・)

構図ありきで 写真を撮るということが 私には煩わしい!

なんか 後付の解説だなあと 時空的に 絵画においてはあり得るが 写真においては 要らないんじゃないかと

写真の講座の本に よく登場しますが 個人的には??? 

もっと 自由なのがこの世界だと 

構図は その時のその人のセンスに任すべき 瞬時の出来事に 枠にはめていたら 感動的な作品は生まれないと・・・ 

先輩たちには 怒られそうだが あえて言います

そして 枠にはまらない構図の良し悪しは 背景にありと

(素人も玄人も アマもプロも関係ない 楽しい写真の世界)

つづく・・・

 

No3 ちょっとした コツ 

totora ととら 黄色 猫 癒し 写真教室 チョットした コツ 旅行 広角レンズ 熊木富男 cat

写真に興味を持つと レンズを何本も買い集める人も・・・

ここで写真派と機材(カメラ)派に分かれます

そこで初めはガマンして レンズを一本に決めてください そこで推奨するのが 広角レンズです(通称24~35ミリ)。

今のカメラはズームレンズ(広角~望遠)が多いので あえてレンズを変化せずに 一番広く写るところに固定して撮ります。

広角レンズで構えると 

① 四隅に気がいくことによって 構図に厳しくなります 

② 人物など、一歩前後するだけで 被写体の大小が大きく変わります 

③アングルをちょっと変えただけで 背景がガラリと変わります 

④ 広く写るので 撮影時に気付かなかった情報に 思わぬ感動も・・・

そのことを理解した後に レンズを選ぶと より写真がおもしろくなります

(この話は40年も前に 写真の先生に教わりました 今も振り返ると これが基本で間違いなかったなあと・・・) 

つづく・・・ 

 

No2 ちょっとした コツ 

カメラアングル ととら totora 猫 黄色いネコ 熊木富男 作品 cat

たとえば 散歩中に 撮りたいものが 見つかったら

被写体の 動きの先を読んだり 背景をどこまで入れるかとか カメラの位置やアングルを考えてみる それは人物でも風景でも 同じじゃないかな

ちょっと余裕を見て 観察すると 「よし こう撮ってやろう!」という 「欲と計算」が 生まれてきます

その結果 カメラマンの意識や感覚が 写真の中に投影され 

他の人とは違う あなただけの特別な 作品になっていくのでは

つづく・・・

 201692121054.jpg

No1 ちょっとした コツ 

totora ととら 黄色い猫 癒し 写真教室 チョットした コツ 街歩き 路地 熊木富男

分かりやすく言えば 絵画の構図は 作り上げる内容です

それに対して 写真は四隅を切り取りの構図です

狙う獲物が決まったら すぐにファインダーを見ず およそのフレームを確認してから カメラを構えましょう(スポーツなど以外)

後でトリミングということをするより ギリギリに枠を決めると 撮り続けるごとに 感性は成長していきます

一枚撮った後は モニターに再生して 明るさを補正(露出補正)しましょう 

露出補正ダイヤルは かなり頻繁に使いますので 探すことなく使えるように くせをつけておくと便利です

それからを本番にして ガシャガシャと撮りましょう(初心者はなぜか一枚しか撮らないのです???)

つづく・・・

 

一眼レフって 必要? 4 

ときめき ひらめき イメージ ととら totora 熊木富男

このタイトルの 最終回になります

撮影において大切なことは 他の作品を見ること 豊かな感性を持つこと カメラの仕組みを知ること この三つだと思っています

マニアたちの機材の優劣や どこそこのメーカーがいいとかの話は別にして・・・というより 日本製ならみんな優秀です

ときめいたもの ひらめいたもの 好きな被写体に レンズを向けて 思う存分に たくさん撮ってください

たくさんの失敗が より良い作品を創ってくれるでしょう

 

写真って何? 5

totora ととら 黄色い 猫 癒し ちょっとした コツ 写真教室 夫婦 旅 サンタモニカ

ここで 最後に残った「4 スナップ」の説明をします。(広告については省きます)

これはロスに行った時に 視覚的にも雰囲気的にも 「ピット」きて撮りました

おそらく 一、二回かシャッターを押していません 撮影マナーが求められるからです

日常をはじめ 散歩 旅行 などで 感覚的に「これは」と感じたものを写真にする

撮影の中で もっともポピュラーな分野で カメラ初心者からベテランまで   

その上 作品がひとり歩きし どんどんイメージを語っていく写真も そしてもっとも奥が深く 味わい深く 魅力的(個人的)

撮影場所:アメリカ ロサンゼルス サンタモニカ

写真って何? 4 -広島カープー

広島 カープ 優勝 セリーグ ととら totora 猫 黄色いネコ 熊木富男 cat 風

やりました広島 セリーグ優勝 グッと来た瞬間(TVから)

ということで この写真の性格としては 1の報道 5の記録という分野

報道は マスメディアを通して広く知らしめる

記録は報道にかぶりますが 家族や学校のアルバム 定点観測など地道な学術写真等の分野

瞬時に広く 事実を伝える使命が報道  時間的な間を経て 観測したり しみじみと見入るところが 記録かな まあざっくりとした区分けですが

つづく・・・

 

一眼レフは 必要か? 3

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毎回 独自の視点での カメラ講座を 読んでくださる方々に 感謝いたします

さて この作品もコンデジ(コンパクトデジカメ)なしには とっさに撮れない瞬間だと

いつでも 肌身離さず どんな時でも さっと取り出し シャッターを切れる道具 それがカメラなのでは

人の目を引くカメラより 値段が高そうなカメラより 高機能高性能をうたうカメラより 

道具として 使いやすいカメラを持ちましょう 

そんなカメラに愛着は生まれます 自分の良き相棒というのは そんな存在なのでは

つづく・・・

 

一眼レフは 必要か? 2

totora ととら 黄色い 猫 癒し ちょっとした コツ 写真教室 京都 白川 旅 コンデジ 熊木富男

では 一眼レフ以外の カメラとは何 

一般的に分けると ミラーレスカメラ コンデジ(コンパクトカメラ) 高級コンデジ スマホカメラ

ここで 個人的に薦めるカメラは 

前に述べた 一眼レフのデメリットを 解消してくれるカメラで、 私は高級コンパクトカメラが 最適だと考えます。

先進性 高性能レンズ 軽量 小さからず大胡からず は基本であり 

その上 EVF(ファインダーがついてるもの)があれば、いうことなし

そして決め手は惚れる カメラデザインを選ぶこと 持ちやすく 飽きにくいフォルム

それが一番大事かな

つづく・・・

撮影場所:京都 祇園