なんてことのない電柱が 最近気にかかる
ふだんは邪魔な存在だが あってあるものという認識
街の風景には 写っていいんじゃないかと
たかが電柱と言っても 広告や住所、行先のしるしが
最近では 地下に埋め込んだ工事が進んで 見かけない所も
するとなおこの電柱に 思いが行く
しばらくは 哀愁のある電柱を意識して
撮影していきたい
野良猫が町に住みつく 都内の有名な谷中に行ってきた
久しぶりの谷中の街は いつもと変わらないように思えたが
いくら歩いても お目当ての猫ちゃんの姿が見れない
帰り際に一匹見かけたが 挨拶もなくそそくさと
以前はあんなにたくさんいたのに どこに行ってしまったのか
何故なのかと? ちょっと不安が・・・
さびしい帰り道だった
ふつうカメラは ファインダー越しに撮るものであったが
デジカメは 背面モニターしかないのもある
この背面モニターを見ながら 撮れるのは楽しい
画面が大きいので あがりがそのまま確認できる
暗い室内では楽しいのだが 明るい屋外では モニターが見にくくなる
手でかざすとか 工夫しなければ 楽しさは半減してしまう
なのでカメラは やはりファインダーは必要なのだ
それが一眼レフでなく 一眼ミラーレスが一番使いやすい
若い頃は 早歩きが癖だった
ととらを撮り始めてから テンポがゆっくりに変わった
何故だろうと
獲物は目に見えるだけのものではなく
気配とか においのようなものもあると
スタスタ歩くと 見逃してしまうのだ
おかげで観察力は 以前よりも高まったと思う
それにともなって 日常もゆっくりリズムになっていった
本当の幸せは 日常に味わえるものだ
ということを 知るようになった
酒が好きだ 日本酒 焼酎 ウィスキィー ワイン ジン 紹興酒・・・
何でもおいしく飲める
ただ 三日以上同じ酒は ゴメンだ
その日の体調によって 何が欲しいかを決める
決して ブランド志向ではない
その日の気分 その日の思考によって 好みは変わる
安い 高いは関係ない
飲みながら モニターの写真を見る
これが一番気に入った写真を 翌朝見かえす
違うのだ 恋文のように・・・
人物撮影は 難しい
男と女を比べたら 男の方が難しい
とくに男の顔は その人の履歴書だ
メイクとか顔肌の問題じゃない
しぐさ姿勢 目の表情シワのライン
これをライティングで浮き上がらせる
頑固で表情を変えない人も 会話でなごませる
これが一番大事みたい
昨日 富岡八幡宮に行ってきました
そう宮司の殺人事件があった あの神社に
こんなことがあったところに お参りして
たたりが ついちゃうんじゃないかとの 心配も
でも 神様が起こした事件じゃない 起こしたのは人間だ
そう思って 神様を慰めに行った
正月も 一週間過ぎて それなりの人混み
日本人の信仰心も 立派なもんだと 感心した
「ちゃんと生きて ちゃんと死ぬこと」 これが目標
「ちゃんと」とはどういうことか
それなりに 普通に 自分らしく・・・
つまり 自分が納得することと 考える
まっとうは出来ないけど 死は免れない
あの世に行ったら 後悔は多いが 納得はする
日常の中で見た風景が 語りかけてくることがあります
「あの~」とか 「ちょっと~」とか
そこで足が止まり 何がしゃべったのか
あちらこちらを 見つめて探します
あーあ これなのか ここにいるんだと
風景の中に潜んでいる なにかと会話しながら
カメラを向けて 撮らせてもらいます
スマホのカメラって すごい!
ふつうに撮っても グッド
ズームも 露出補正も WBもいい
色味も 鮮鋭度も コントラストも いい
スナップ範囲なら これでいけちゃう
ここからカメラを始めても いいと思う
それを見て カメラ選びをしたらと・・・
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